ちてな、お願いするのも苦手ですが、断るのがとっても苦手です。
昔、断れずに、大変な事態に陥ってしまいました。
学生時代
「ちてなちゃん、勉強なんかしないで、一緒に遊ぼう」
と言われ、一緒に遊んでいた友達がいました。
その子はとっても可愛いクラスの人気者。
どちらかというとぼさーっとして、
ぱっとしないちてなからみると、輝いてみえる、
「お友達になりたい子」でした。
その子と仲良し、つるんでいれば、苛められない、ということもありました。
ところが、
「ちてなちゃん、テストでいい点なんかとらないで」
と約束させられて、
いい点取ると、怒るのです。自分より点数が高いと、怒るのです。
「約束破った、嘘つき」と怒られるのです。
それで仕方なく、悪い点をとります。
「ちてなちゃん、約束守ってくれて嬉しい」
と友達は喜びます。
そのうち
「ちてなちゃん、そんな真面目にしてないで」
と制服をわざと違反させるよう強要してきたり
「ちてなちゃん、そんなダサい格好しないで」
と、流行の私服(?)を着るよう、
彼女のお下がりをもらって着せらされました。
だんだん、「不良、素行の悪い子」になっていきました。
成績も落ち、目に見えて校則違反を繰り返す。
親や学校の先生は騒ぎ出します。いったい、どうしたの?
母親は、子供の格好が全然違う、
変わっていくので愕然としていたと思います。
最後、もうどんどん要求がエスカレートしていくので
ほんとうに嫌になり、遊びに行く約束も無視してたら、
学校で呼び出されて顔を殴られました。
「ちてなちゃん、親からも殴られたこと無いでしょ?
ほんとうの友達だと思うから、殴ったんだよ。
もうこれ以上、あたしを裏切らないで、約束破らないで」
この人、おかしい。友達でも何でも無い。
最後は、そう思いました。
言葉で「嫌」とは言ってないけど、
態度で「嫌」って示してるのに、全然気付かない、わかんないんだ。
もう死にたくなりました。
そしたら、ちてな母が彼女からの脅迫文の手紙
(ちっちゃいノートの切れ端。彼女は授業中、いつも
何か書いては回してきた。そこには
「いい点とらないでよ」「寝たふりしてよ」「裏切り者」
「嘘つき、勉強しないって言ったのに」「いい子ぶらないで」
など、数々の暴言が書き連ねてあって、脅しとしか思えなかった。
それを、なぜか、全部一枚一枚とってあった。笑)
に気付き、
すべてを悟ったんでしょうね、
彼女から渡された洋服などを持参して職員室に相談に行き、
あいての親も巻き込んで大騒ぎになり、彼女は転校してしまいました。
彼女は人気者だったので、ちてなのせいで突然転校したので
そのあと、彼女の友達一派から相当いじめられましたが、
「ちてなちゃん、大変だったね、辛かったでしょ」と
慰めてくれるクラスメートもいました。
でも母親は
「お前が悪い。ひとひとりの人生台無しにして。
お前がはっきり嫌だって言えば、こんなことにならなかった。
お前が招いた結果、お前の責任なんだ、よく考えろ」
と厳しかった。
今でも、自分でもそう思います。
ちてなが、悪かった。
たったひとこと、勇気を持って、
「そんなこと、できない」(あなたの意見に賛同できない)
といえなかっただけで、こんなことになるとは・・・。
そういえば、この時期、不思議なことに、
いじめて来た子が、下駄箱で
「ほんとはさ、苛めたくないんだよ。あたしも昔、苛められたからね。
みんな、一度はやられてんだよ。順番なんだよ、悪く思わないでね」
としんみりと語られ、へ~そうなのかああと妙に
「学生が学校で生きていくうえでの修羅場」みたいなものを垣間見て、
感心してしまいました。とはいえ、
自分のせいで、転校しなくても良かった人を転校させてしまった、
この責任は大きいですから、苛められても自業自得だと思っていました。
今思い返すと、「条件」であいてを判断した場合、
「あいても条件をつけてくる」のかもしれません。
この子と一緒にいれば苛められないという姑息な気持ちで近づいたちてな。
相手は、そういう弱い部分を嗅ぎ取って、自分が優位で強い立場になれると肌で確信し
無理難題を言い、困らせ、楽しんで息抜きしていたのかもしれません。
別に苛めてたつもりも無いでしょう。楽しく「遊んで」いただけかもしれません。
お互い、「ほんとうに相手のことを思ってはいなかった」のです。
ちてなも、「自分の事しか考えてなかった」のです。
「NO」と断れなかった弱い自分が一番駄目でしたが、彼女に対して
「あなたの言ったりやったりしてること続けていくと、そのうち人が去っていくよ」
とは、勇気を持って言えなかった。
今となっては、過去のことですが、この失敗から学ぶことは沢山あります。
苛めはよくないとわかっていて、皆必ず受ける制裁だから、受け入れろというのは
「自分が苛められなければ、それでいい」ということです。
「自分も苛められて辛かったんだから、お前も苛められろ」と強いるのと同じです。
自分さえ良ければ、他人が苛められてもいい、ということです。
自分の事しか考えていません。苛められる人の事はどうでもいいのです。
「よくないことだとわかっている」のであれば、自分の良心に堂々と従うべきです。
何も怖れることは無いのです。人を苛める人のほうが、寂しいのです。
かまってもらえなくて、愛情を貰えていない、足りていないから起こす問題行為です。
人として大切なことがわかっている人は、苛めなどしません。人が嫌がることなど、しません。
素直に、率直に、「いじめなんて、よくないんだよ」と伝え、
「それより、君はどうなの?何か困ってることとか無いの?
なにかあれば、皆で話し聞くよ、話してご覧よ」
と「他人(誰かを苛める行動)」ではなく、
「自分自身(人を苛めずにはいられない自分の心)」に向き合わせる、
自分について考えさせる、それも、ひとりぼっちじゃないよ、クラスメート皆いるよ、
皆で考えようよ、君1人の問題じゃないよ、だってクラスメートじゃん、友達じゃん。
なんなら、先生、親にも相談しようよ、思ってることあったら、話してよ。と、もっていけたら
・・・・究極の理想論かもしれませんねえ・・・・・。
先日、理事長さんのお部屋でお茶をご馳走になった時、
理事長さんが近所でダンスを習っていて、
ダンスのことを楽しそうに熱く語るので
「そうなんですかあ」と面白いなあと思って聞いていた。
そしたら
「あなたも、一緒にやってみない?」
と突然誘われた。
申し訳ないが、とてもとても忙しいし、
スクエアダンス(?)って、やり始めたら大会出なくちゃならなそうだし
はて、困ったな~と思いつつ、
「オーナーに相談してみます」
と逃げた(汗;)
そしたら、その後、毎週「一緒に行きましょう」と誘いの電話があり参った。
行けないと返答すると
「あら、そうなの、残念ね~」ととても残念そうである。
日頃お世話になっている理事長さん、御年80過ぎの方に、
余計な心労をかけさせていはいけないのである。申し訳ないのである。
おそらく、一緒に行けたら楽しいだろうなと心待ちにしているかもしれない。
期待をさせて裏切るのは、相手にとってみたら、かなしいことだ。
行けると思って電話を要れ、断られること何度も続けば、
必ずストレスになってしまう。
そんなご迷惑をおかけしてはいけないのだ~(汗汗;;)
それで、断るのは、とっても嫌で面倒だったけど、仕方なく、
現状、とても良好な関係を築いているのだから、なおのこと、
今後の為にも、自分のためにも、お断りのお手紙をポストに入れた。
理由に
「9月にはじめての企画展があるので」云々書いた。
それで
「今後とも、また理事会の時はどうぞよろしくお願いします」旨書いた。
その後、マンションの廊下で会い、
挨拶し、お詫びをしたら
「銀座で9月? いくいく、是非、DMちょうだいな。
あなたのお仕事って、インターネット?
わたし、よくわからないから、是非、みてみたいわ」
と笑顔でおっしゃってくださって、はー、もう、肩の力が抜けました。
よかった~。そんなに気張るものではなかった。
素直に、できないものはできないって伝えればよかったんだよね。
なんで、こんな簡単なことが出来なかったんだろうか。
オーナーには
「仕事では、割と平然とできてるのに、なんで親しい人とかだと
できないのかね? あいての希望聞くばっかで、
自分の状況を相手に伝えなきゃ、相手はわからないんだよ。
相手はエスパーじゃないんだから、お互い様なんだから、
ちゃんと伝えないとね、伝えていいんだよ」
と言われ、その通りです~~~~m(__)m
ちなにみ、
その転校してしまった子は、大人になってから一度すれ違って、
その時は、心臓がギクリとして痛かった。
自分が悪いことをしたと思っているから、
今でも怒っていて恨まれていて、
追いかけられて殴られるんじゃないかと心臓が縮んだ。
でも彼女は、にっこり笑って手を振ってくれた。不思議だった。
その後、偶然デパートで会い、内心ドギマギしてたら
「ちてなちゃん、変わって無いね」と言われたので
「あなたも変わって無い」と言ったら
「嘘~変わってない?」となぜか不満気だったのが、不思議だった。
それで、結局、謝るなんてことはできず、、、
結婚したというので「おめでとう」と返すと
「でもさー毎晩毎晩ご飯作らなくちゃいけなくて大変なの。
うちの旦那、料理うるさくてサー。やなんだよねー。
結婚なんかしなきゃよかった」
とぼやいていたので
やっぱ、変わって無いなと思った。
なぜかというと、学生時代のときも、
「あーあ、もう、●●ちゃんは、とろいしさー、●●ちゃんはああだし、こうだし、
ちてなちゃんは嘘ついてばっかだしさ、何で皆そうなの?信じられない」
と、身内(つるんでる仲間)のぼやきを、ちてなにこぼしていたから。
その後、彼女とは、もう二度と会うことも無い。
このように、振り返ると、
人様に迷惑ばかりかけてきた自分が、とても恥ずかしいです。
すっごい、今更、ようやくわかったことも多々あり。
断ったら嫌われるんじゃないか、がっかりするんじゃないかと
余計な心配や不安になる必要は無く、誤魔化す必要も、
嘘をつく必要も無く、無理や我慢、萎縮する必要も無く、
自分の状況や思いを相手に伝えることは、
自分のためでもあり、相手への礼儀なんだな。