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2010/03/13

山本正道さんの「少女」のブロンズ像

今日は、近所の手作り注文家具屋「木香家さん」
くろぽちさんのポストカードを納品に行ってきました。

お茶を頂いて、ひさびさにお話しするのは、楽しいです。

9月の企画展の話しをしたら、とても楽しみにして下さって、
いろいろアドバイス頂いたりして、ありがたいです♪

その企画展の場所である、カフェギャラリーSTAGE銀座さんのある
「銀座ナイン」のすぐ近くのビルのお寿司屋さん(三ツ星級らしいです)
の移動・改装工事をしているそうで、しょっちゅう、
銀座ナイン通ってると伺って、かなりテンション上がりました☆

さてさて、実はその前に、久しぶりに、近所の画商さんの所に行ってきました。
この画商さん、昨年知った、とても親切で、美味しいお茶を淹れてくださる、
初心者、ど素人のちてなにも、わかるように、
いろいろお話しくださる、とってもありがたい画商さんなのです。
置いてある作品も、素敵なものばかりで、癒されます。
また、「画商さん」というと、怖そう、説教されそう、初心者お断りみたいな感じありますが
こちらの画商さんは、物腰柔らかく、品があって(茶道をされていて、着物大好きだそうで)
とっても素敵な紳士な画商さんなのです~☆

で、昨年、「薮内佐斗司」の蛇のブロンズ像があって惚れたのですが、
今回も、素敵なブロンズ像があったのです!

横顔を見て「ふっくらしてて素敵~」と思ってみてたら

「素敵なの今、飾ってるんだけど、わかるかな?」
と訊かれたので

「これですか? 少女のブロンズ像?」と答えると

「そう! それ! よくわかったね!」
とほくほく顔で、そのあと、いろいろご説明してくださいました。

山本正道さん。横浜の山下公園の「赤い靴はいてた女の子」の作者さんです!
それ聞くと、有名ですよね! その方の小さめのブロンズ像。
なかなか出回っていなくて、ずっと欲しくて欲しくて
あちこち探して、ようやく手に入れた念願のものだそうです!

割と高い、大きな台座に座っている少女が
(左端に蓮の葉のようなものあり)手に花を持ってる姿のブロンズ像。
色は緑色で(ブロンズで緑色ってあるんですね)、光に当たって、
その柔らかな肩や頭のラインがとても美しいのです。
左右どちらから見ても違う印象があり、幾らでも見ていられます。
少女の持つ一瞬の時間が、悠久にそこにある感じです。

「触っていいですよ、是非触って」
と画商さんに了承いただいたので、はじめて、ブロンズ像を触りましたが、
その、感触、もう、

「これ、惚れてまうがナー!」ですよ!

両の手で触れたら、その肩幅の狭さ、
あまりに愛おしく、「マリア様」のような感じです! 
思わず、ひざまずきたくなるような!! いや~、びっくりしました!

山下正道さんの作品展、昨年11月に箱根の彫刻の森美術館で
開催されたそうです。画商さん、お忙しくて行けなかったそうで、
とても残念がっていました。公園など、あちこちで公の為に
設置されたブロンズ像が多いので、一挙にひとつの場所に集まって
同時に見られる機会というのは、ほんとに無いそうです。残念~;;;。

こちらの画商さんは、ブロンズが大好きで、
中でも「山下正道」さんが特に一番、大好きなんだそうです。

山下正道さんは、現在もご健在で、70歳近いのだとか。
ブロンズ像というと、顔とか体、もしくは人がそこに立っているような、
単体が多かったけれど、後に木があって、山がある、みたいな、
ブロンズで空間を作り出した初めての方で、また、どの作品も
温かみがある、そこが好きだと熱く語ってらっしゃいました。

それと
「ブロンズで顔を見るんだったら、佐藤忠良(さとうちゅうりょう)がいい。
 農夫や働く人の無骨さをよく表現している、その人の内面がでている。
 同時期に活躍した、舟越保武(ふなこしやすたけ)は、
 端正で品のある女性像が素晴らしいよ」

などなど、お話しくださり、
はあ~、同じブロンズ像でも、すみわけというか、作りたいもの(?)、
表現したいものがかぶらない、違っていて、すごいなと思いました。
山本正道さんも、勿論、佐藤さん、船越さんと違っているのですから、
うまいぐあいに個性が別れて、良いものが残っているって凄いなあ!
と、まったく知識無く単純に思ったことを書いています、
恐れ知らず過ぎでしょうか、大雑把な感想ですみませんm(__)m

ちてな、日頃、ブロンズとかあまり気にしない、
(いや、意外と見てる、好きなほうではありますけど)
知らないほうなので、今回、このような話が聞けて面白かった、楽しかったです! 

美術館や、画廊などで、これから見る機会があったら、
大いに興味深く拝見、鑑賞させて頂こうと思います♪

それから、その他聞いたお話で印象深かったのは、
「板橋美術館はいいよ~。あまり扱っていないものが多くてその感性がとてもいい。
 大正時代の浮世絵を扱っている。それがとても素晴らしいんだよ、集大成だね」
と聞いて、

へー。浮世絵って、江戸時代全盛のものかと思ってたけど、
大正時代まで受け継がれていたんだ、とはじめて知りました。

また、愛宕にある、青松寺というお寺には、薮内佐斗司さんの像や
龍の口から水が出ているものなど、いろいろあるそうです!
想像するに、おもしろそう~!!*

いやあ、たぶん30分くらいの短い滞在時間だったと思いますが
短い中にも濃いお話で、楽しかったです。

ここの画商さんは、ほんとうに嬉しそうに楽しそうに
ご自分が好きなもの、いいと思ったものを話してくださるので
それがとっても気持ち良く、目が澄んでいて引き込まれるのですよ。
全く押し付けがましくないし、押し売りされることもなく。
安心して聞けるので嬉しいですし、ありがたいことです。

「きょうは、山本正道、これだけ覚えて帰ってね♪」
と画商さんに言われたので、忘れないようにブログに書きましたw
ちてなも、まだまだ、知らないもの、見たこと無いもの、
たくさんたくさんありますが、機会やご縁があれば、
つぶさにこの目と頭、心に素直に焼き付けていきたいものです。

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